

特集
メンズ・ヌード
「ヌード」といえば女性を連想することが多いが、美術史をひも解いてみると、 古代より、男性裸体像は理想と欲望と快楽の依代として数多くつくられてきた。
本特集では、古今東西の男性のハダカをテーマとした作品を通覧し、 そこに受け手とつくり手それぞれの、どんな意識や価値観が錯綜しているのかを探っていく。
近代以前の価値観、同性/異性愛者、トランスジェンダー、 あらゆる視点を想像しながら見ることで、作品の新たな側面を浮かび上がらせたい。
SPECIAL PHOTO
レスリー・キー×池内博之
野村佐紀子
メンズ・ヌードの美術史
鼎談:諏訪敦×木村了子×藤原えりみ
エッセイ 日本のメール・ヌードがたどった道 明治から昭和まで 蔵屋美香=文
コラム1 全裸男性美の理想を求めて 松原國師=文
コラム2 限りなく女性に近い少年たち 佐伯順子=文
田亀源五郎に聞く 「ゲイ・エロティック・アート史」
対談:湯山玲子×金田淳子 「眼差される男のハダカ」
Male Nude Photography Books
他